INTERVIEW

お客様インタビュー

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建てた後もちゃんと相談に乗ってくれるっていうのが、安心でした

青梅市 H様邸

2025.11.11

こんにちは、広報の赤星です。
今回お話を伺ったのは、ピアノ教室の開設を視野に入れつつ、“暮らしやすさ”と“自分たちらしさ”にじっくり向き合いながら家づくりをされたH様。

「せっかく建てるなら、ちゃんと納得できる家にしたいんです。」
そう言って、ショールームを巡り、間取りを描き、何度も相談を重ねながら、“自分たちにとって心地よい形”をつくり上げていったご夫婦。
今回は、ヴァルテックスに決めた理由や家づくりで大切にしたこと、実際に暮らして感じたことを率直にお聞きしました。

 

ご主人(以下、主)
奥様(以下、奥)

不安は、見て・調べて・確かめて、納得に変わった

――営業担当から、「今回のお住まいはH様が細部までこだわって作られたお家」と伺っております。そこで今日は、どのような点にこだわられたのか、家づくりの経緯や思いをお聞きできればと思います。
――まずは、ヴァルテックスで建てることになったきっかけからお伺いしてもよろしいでしょうか?

奥:土地を購入する際に関わってくださった不動産会社さんから、ヴァルテックスさんをご紹介いただいたのがきっかけです。「建てるならどこがいいかな」と考える中で担当の方がとても親身に相談に乗ってくださって、いくつかの会社を教えていただきました。その後、いろんな会社を見比べながら検討した結果、「ヴァルテックスさんにお願いしよう」と決めました。

――さまざまな建築会社や工務店を比較されたとのことですが、最終的にヴァルテックスに決めた「決め手」はどんなところだったのでしょうか?

奥: 防音室をつくりたかったので、その費用を含めたトータル金額が一番リーズナブルだったことですね。

主:一番安いというわけではなかったんですが――

奥:そうそう、もっと安いところもあったんです。でもそういう会社は「防音室は後からはめ込みで入れましょう」とか、「まず規格住宅を建ててから中に防音室を設置しましょう」というような提案が多くて…。それだとちょっと違うなぁと思ったんです(笑)
ヴァルテックスさんは防音室をちゃんと作ってくれて、ちゃんとお部屋として完成させますって言って下さって。それに、担当の船本さんがほとんどの要望に対して「うちならできます!」と言ってくださったので、「じゃあ出来るのね?」って(笑)

――船本は結構強気ですからね(笑)

奥:そうそう(笑)「うちでやりますから!」って言ったので、じゃあ任せてもいいかなって(笑)

主:値段を下げようとすると、どうしても質が落ちてしまう可能性があるじゃないですか。
でもヴァルテックスさんは、そうならないようにという配慮がきちんとあったと思うんです。
「ローコスト・ハイクオリティ」というか、コストを抑えながらも質の高い家づくりを意識してもらえていたのかなと。実際に見せてもらったお宅も、そのあたりがしっかりしていると感じました。

奥:私たちは新築のお宅を二軒見せてもらったんです。そのうち一軒はドラムの防音室があるお家で、現地で船本さんがすごく大きな声で歌ったり叫んだりして(笑)「あ、これなら大丈夫だね」っていうのを確認して。

――防音室をしっかり施工できる会社って、意外と少ないと聞きます。

奥:後から入れるって説明のところが多かったです。大手とかは「作ってもいいけどすごく高くなる」とかそんな感じでした。

主:家建てるまでに、住宅展示場に十回位は見に行ったよね?

奥:そうそう、いっぱい行きました。

主:最初は建築会社を選ぶって言う観点があったけど、途中からは間取りとか、キッチンだったりとか、設備関係をどんどん見に行く感じでした。

奥:そうそう。どれが標準でどれが普通か分かんなかったから、素人なりに一通り見ないと比較できないなと思って。

主:そうやって色々見ていく中で、他社さんの話も聞きながら、「実際どう違うのか」というギャップを確認したかったというのもありますね。

奥:比べる為にたくさん見ました(笑)
いろんなメーカーさんのショールームに行って、行けるところは全部チェックしました。
最終的に標準でヴァルテックスさんに着けてもらえるのが一体どれ位のグレードなのかもわからないじゃないですか(笑)船本さんはよく「うちは結構いいものを入れてますから!」って言ってくれるんですけど、実際どのくらいなのか確かめてみようと思って(笑)。
それでいろいろ見に行った結果、「本当にいいものを使ってくださってるんだな」と実感しました。

――実際にご自身で見て、良いものなんだと確信できたんですね。

主:そうですね。やっぱりコストとクオリティのバランスですよ。

――まさに船本がよく言う言葉ですね(笑)「うちはコストとクオリティのバランスがとれている!」って。

“いつでもピアノが弾ける家”を叶えるために

――最初から注文住宅を建てるおつもりだったんですか?建売住宅という選択肢はなかったのでしょうか?

奥:土地を購入する前は、建売もちょこっと見ていました。土地探しと並行して、学区内で良い場所がないかずっと探していたんですが、なかなか見つからなくて。子どもたちの学校を変えずに済む範囲で土地が出てこないので、「じゃあ建売でいいところがないかな」と、土地と建売の両方を一緒に探していました。
でも、防音室を入れようと考えると、建売ではちょっと無理だなって。

――防音室は当初から“絶対に欲しい”という条件だったんですね。

奥:そう、建てるんだったら防音室はいるよねって(笑)

主:それがスタートだから俺はあんまり口を出さないように。

奥:なので、打ち合わせなども私がほとんど担当していました。
もともとマンションにピアノを置いていて、「ピアノOK」と言われていたマンションだったんですが、結局弾くと音は出るので、いつでも弾けるって状態じゃなくて。せっかくピアノがあるのに、ちょっともったいないなって。

主:夜0時に普通の人は弾かないけどね。

奥:そうだねぇ(笑)
でも「時間を気にせずに弾ける環境をつくりたい」と思ったのと、マンションだと部屋数が限られていて。子どもが男の子と女の子なので、将来的に子ども部屋も足りなくなるなと思って。

主:4LDKくらいじゃ足りないですからね。そうなると、建売ではなかなか希望に合うものがなくて。

奥:探したんですよ、いっぱい。でもなかったので、「もう注文住宅しかないかな」と思いました。

主:最終的にこの土地が建物付きで出てきて、大通りの横であるって事は気になりましたけど、「じゃあここで」と決めました。

――音とかどうですか?

主:ここはアンダーパスなんですが、交通量が思ったほど多くないので静かだよって言われて。実際、全然音は気にならないよね。

奥:窓を閉めていれば、まったく気にならない!開けていると「車通り多いな」と思う時もありますけど、そこまで気になるほどではないですね。

主:常識的な生活音というか、その程度ですね。

――最近のおうちは遮音性能も高いですが、実際に真横だとどうかなと思っていたので安心しました。

主:立地的にも、ここはアクセルを踏み込むような場所ではないので、最初の印象よりも全然静かでした。

奥:住む前は「夜眠れなかったらどうしよう」と少し心配していたんですが、住んでみたらまったく気にならなかったです。

階段の位置と収納計画に、とことんこだわって

――今回のお住まいは“こだわりの詰まった家”と伺っています。具体的には、どんなところにこだわられたのでしょうか?

奥:いっぱいありますけど(笑)

主:ベースの間取りは、最初に私がExcelで全部つくりました。

奥:ヴァルテックスさんに間取りを作ってもらうのと同時に、主人も自分で間取りを書いていて、それをお見せしたら設計士さんのプランとほぼ同じだったんです。「ご主人が作られたものとほぼ一緒ですね」と言われて、それがベースになって完成しました。

主:階段の位置が一番ネックだったんだよね。最初の案だと家の真ん中にどんと階段があって、「これでいいのかな」って所で。

奥:大きく間取りでこだわったのは階段の位置ですね。ちっちゃい拘った所はいーっぱいあって(笑)

主:俺はその話は抜けた方がいいな(笑)

奥:そうね(笑)大きい間取りまで決めたら満足したみたいで、そのあとは全部私が担当でした。

主:でも収納に関しては非常に拘って、パントリーをはじめ、細かく収納を増やしました。子ども部屋も5畳なんですが、扉のない収納を1畳分つけてもらって、実質6畳分くらいの広さにしています。自分の部屋にも収納を多めにとって、冷蔵庫も置けるようにしました。2階のリビングにも冷蔵庫はありますが、1階の部屋にも飲み物を冷やしておけるスペースが欲しかったので。それ以外にもファミリークローゼット、納戸、シューズクロークなど、収納スペースはかなり多いと思います。

――パントリーも特徴的ですよね。高さや形状も使いやすそうです。

奥:そうなんです、意外と。実は最初、使いやすさまでは考えていなかったんです(笑)「階段の上と下の空間がもったいないな」と思って、どうにか活用できないかと考えたのがきっかけで。洗濯機も階段下に収まるようにお願いして、下の洗面所も角度をつけてギリギリ入るようにしてもらいました。無駄が出来るだけないように。

主:収納量も十分あって、まだ余裕がありますね。

毎日の動きに合わせて、空間を仕切るという選択

――それと、サンルームとリビングを区切ってるテレビ台。これ、反対側も棚になってますよね。この棚はどういう意図でつくられたんですか?

奥:最初、この壁はなかったんです。でも「リビングがちょっと広すぎるよね」という話になって。南側におっきい窓を作るのは決まってたので、サンルームとリビングで空間をゆるく区切るようにしました。

主:裏側のスペースは、ちょっとしたミニデスクとして仕事ができるようにしています。

奥:そうそう。スタディカウンター的な使い方をしてもいいかなぁと思ってるんですけど、今は文房具とかそういうのを置く場所になったよね。
LDKに二箇所テレビを置くスペースがある理由は、朝はダイニング側で生活して、休みの日はリビング側で寛いだりするって想像していて。「朝はダイニングで完結できた方が楽だな」と思って、テレビ台をダイニング側にも作りました。
本当は、ダイニング側とサンルーム側の棚を同じサイズにして、両面から使えるようにしようと思っていたんですが、結果的には少し違う仕上がりになりました(笑)

主:あと本当はサンルームの所に人工芝敷きたいんだけどね

奥:私は洗濯物を干したり、使わない時は広く使える空間にしたいんですが、主人が「人工芝を敷きたい」と途中から言い出して。でも「洗濯物干すときに埃が舞って人工芝の中に入り込んじゃったりしたらどうするの!?」って言って、今やってないんです(笑)

――でもご主人は人工芝を敷きたいんですね(笑)日光浴をする用ですか??

主:あとは身体動かしたりもそうですし。

奥:子供がトレーニングする用にとか思ったんだよね(笑)「でもリビング広いからここでやればいいじゃん!」っていう。

主:あと拘りポイントとして、子供の部屋の扉を敢えて引き戸にして、デッドスペースを作らないようにしてます。

奥:開き戸なのは、パパの部屋と納戸だけだよね。
マンションの時はドアを開けるたびに何かにぶつかったり、邪魔だな~って事がすっごく多かったんです。だから「基本は引き戸にしよう」と思って。
気になるのは、音漏れがちょっとだけあるかなぁ~位。リビングでテレビ見てると、子どもが「ちょっと音がうるさいなぁ」って言う事があるんで、それだけは気になるんですけど。

建てて終わりじゃない。住んでからも相談できる関係

主:あとは階段とリビングの間に扉をつければよかったなと思いますね。そうするとエアコン効率が変わるかなって。

――エアコンの効きが悪いなって感じますか?

主:いや?でも今年の夏は全館冷房みたいに、一階の部屋のエアコンを常時付けて、2Fに風を送ってました。

奥:効きが悪いとかは思ってないんだけど、主人の部屋とリビングの冷房二台付けてたので、電気代はやっぱりそれなりにかかりますね。でも元々二階リビングだと電気代かかるよとは言われたので。ロールスクリーンもつけた所とつけなかった所があったんですけど、暑いし結局付けた方がいいよねって事になって、今度付けにきてもらいます。今後工夫は必要だなって。

主:太陽光パネルもつけるべきなのかは迷ってます。ただ廃棄費用の問題もあるし、それを考えると、電気代が下がるからって付けていいのかって部分は、今気にしてるところですね。
太陽光パネルの質がもっとよくなれば付けた方がいいかもねとは言いましたけど、無理に着けないでも……後付けをすると、やっぱりねぇ?建物の強度とかに影響したりとかするんであれば、やっぱり検討かなって所は。

奥:でも古川さん(現場監督)がヴァルテックスでも付けれるって言ってたから、それは相談すればいいかなぁって。

主:そういうアフターフォローも含めて、建てた後もちゃんと相談に乗ってくれるのがありがたいですね。

奥:こっちが色々お願いしてるせいもあると思うんですけど(笑)でもすっごい丁寧にちゃんと答えてくれて、直してくれてるので、そこはすごく安心してます。

――建てた後も良い関係を続けられてるんですね!

奥:大きなお買い物なので、気になる所は出来るだけ早いうちに解消しておきたいなって。やっぱり素人だと図面や説明だけではイメージしきれない部分があって、実際に出来上がってから「ちょっと違ったかな?」と思うところが少しあったんですが、メールでご相談したらすぐに対応してくださって。本当に感謝しています。

“大きければいい”じゃない。土地に合わせた窓計画

奥:あと最初はリビングの窓も「せっかく南側なのにこんなに小さくていいかなぁ?」とか「大きい窓にしなくていいのかな」ってチラっと思ったりしたんだけど、でもこの大きさで提案してもらって正解だったと思います。

――日当たりもすごくいいですよね。

奥:はい、しっかり入ります。

主:まぁでかい窓にしても結局南側の家の壁が見えてるだけだから。

奥:あんま意味ないよねーっていう(笑)

主:だったら東側の方が開けてるなと思って。カーテン付けてるからあれだけど、朝の光は全然入ってきますから。

――東側は大通りで南側は駐車場なので、日当たりも良いですよね。

主:だからこそ夏は暑いかもしれませんけど、北側にマンションがあるおかげで北風が防がれてると思います。だから冬はきっと暖かいんじゃないかな。

奥:分からないけどね、まだ冬を体験してないから(笑)

――また冬になったら住み心地をぜひお聞きしたいです。

家づくりに“100点”はない。だからこそ、しっかり考える

――お引越しから4カ月ほど経ちましたが、住んでみて「ここが良かった」「こうすればよかった」と感じる部分はありますか?

奥:住んでみて良かったなって思うのは、やっぱり色味ですね。最初は濃いブラウンを建具とかに結構使う予定だったんですけど、「もしかしたらちょっと暗く感じるかもしれませんね」って言ってくれて。「黒いところは窓のサッシの色と合わせてポイントで残して、後は白に近い色の方が明るくなりますよー」っていうのをコーディネーターさんがすごく丁寧にアドバイスしてくれて、そういうのは良かったかなぁって思ってます。色味が気に入ってます。

奥:あと収納はやっぱり良かったかな。ただ実際に住んでみると「ちょっとサイズ感が違ったかも!」とか、「棚が少なかったな」とか、そういうのはありますね。その辺はもうちょっとやっとけば良かったかなーって。結構考えたつもりだったんですけど、やっぱり住んでみないと分からない部分ってありますね。
納戸の棚も押し入れっぽい感じにしてもらったんですけど、住んでみたら全面可動棚にしちゃえば良かったなーって思ったり。まぁでも使えないことはないので(笑)

主:だからまぁ、後から建てる人に言うなら、100点はないよねって。100点を求めちゃうと、きっと理想と現実に差が出てきちゃうと思うんです。結局、住んでみないと分からないことって本当に多いので。だから90点とか95点くらいを目指すくらいの気持ちでいた方がいいのかなって。ちょっと嫌な言い方かもしれないけど、やっぱりどこかで納得と妥協は必要だと思います。

奥:私は結構、打ち合わせのときに100点を目指してたので(笑)やっぱりこれだけ大きな買い物なので、できるだけ後悔しないようにしたくて。その分、すごくたくさん打ち合わせをさせてもらいました。

主:俺はそこまでついていかない。どうせ完璧にはいかないもんだと思ってたから(笑)

奥:でもね、いっぱい打ち合わせさせてもらって良かったと思う。そうじゃないと「あそこも直したい!」「ここも直したい!」ってなってた可能性はあるかなって。90点台ではあるし(笑)
打ち合わせの時間もすごく長かったんですよ。でも、あそこで妥協してたら90点にはならなかったと思います。

主:買い物と一緒ですよ。男の人は無理だと思う。俺は無理だった。

決めてはまた揺らぐ。それを繰り返して形になる家

奥:結構粘って粘って、「やっぱりこっちの方がいいかも」とか「ここは変更したい」とか、そういうのをたくさんお願いしちゃったんです。だから多分、すっごく大変だったと思います(笑)積算の方なんて、きっと本当に大変だったと思うんですよ。うちは項目がすごく多くて、「これは無しにして、代わりにこれを入れて…」みたいなやり取りを何回もして。

――打ち合わせの度に変わるって事ですか?

奥:打ち合わせのときに「これがいいよね」って一回決めても、次の時までに新しい情報とかも見ちゃうんですよね(笑)そうすると「やっぱりこっちの方がいいかも」っていうのが出てきちゃって。だから少し時間はかかっちゃったかなと思うんですけど(笑)でもそれをしなかったら、あんまり満足しなかったかなと思うので。
打ち合わせの数めっちゃ多過ぎって船本さん思ってたと思います(笑)

――「拘りの詰まった家だから、インタビュー色々聞けると思うよ!」って言ってました!

主:でもさ、100点を目指しちゃうとお互い苦しくなっちゃうじゃないですか。注文住宅って「注文」だから、絶対全部の意見が入ってるように感じるけど、こういうもんだよっていうのは伝えた方がいいかもしれない。そこを80点にしないように、打ち合わせの回数を増やしたのがうち(笑)

奥:多分迷惑だったと思う(笑)
でも私、すっごく細かい事まで考えたのに、エアコンの室外機のドレンホースの水の行方が頭になくて!「そこまで考えておけばよかったな~!」って。

――皆さん家の中の事を考えるので、中々そこまで考える方いないと思いますね

奥:そうそう。もうちょっと外の事まで考えておけば良かったなって思います。あと、雨水の排水がちょうど駐車場のすぐ横なんですよ。それで、振動の影響なのかコンクリートに少しヒビが入っちゃって。そんなに大きなヒビではないので構造的には問題ないんですけど、ちょっと入口だから気になるかなって。そこもちょっと相談中みたいな感じです。

実際に暮らしてみて気づくことも、家づくりの一部

――例えばもう一回家を建てるなら、どうしたいとかってあったりします?

奥:太陽光パネルの性能がもう少し良かったら、最初から付けてもよかったかなって思います。あと外構も、もうちょっと考えたら良かったな~って。これでも考えたんですよ!?(笑)気に入ってるところもたくさんあるんですけど、「もう少しこうしておけば良かったかな~」っていう部分もありますね。
それと私、可動棚の棚板を色んな場所で流用できるようにしたかったんです。同じ幅で同じ物にしたから付け替えられると思ってたんですけど、ちょっと違ったみたいで(笑)「ここから取ってこっちに使えば足りるな」って思ってたんですけど、実際には流用できなかったので、今追加で注文しています(笑)構造上しょうがないんだろうなってのはご説明頂いて分かったんですが、それなら最初から知っておけばよかったなって。もっと詳しく聞いて、「これ、こっちにも付けられますよね?」って確認すれば良かったです。

――ニトリの棚みたいなのを想像してたって事ですね。

奥:あと収納は多くて満足してるんですけど、「扉付きの棚にしといた方がよかったかな」ってちょっと思ったりもします。まだ住んで間もないので埃が溜まるとかはないんですけど、うちはほとんどがオープンの棚なんです。「これだけ全部オープンにして良かったかな~?」って、まだ後悔まではしてないんですけど(笑)後でもしかしたら後悔するかもって。

――難しいですよね。オープンだと出し入れはしやすいし、お部屋も広く見えるけど、いつもキレイにしておかなきゃいけないですからね。

奥:どうかなーって思ってたんですけど、ニトリのケースでぴったり嵌るのを見つけたので「良かった~」って思いました(笑)

キレイを保つために、“手間をかけない仕組み”を作る

――おうち作りの際の情報収集は何でしましたか?

奥:youtubeのルームツアー動画とかだったと思います。建築系youtuberとか。あとは紹介して頂いた設備や部材が実際どういうものか分からないので、それのHPを見て比較したり。

――たくさん拘りを聞きましたが、やはり防音室が一番拘ったところなんですか?

奥:確かに防音室は拘ったけど、別に一番じゃないですね。
うちはキッチンパネルを結構いろんなところに使ってるんです。洗面の下の方とかにもキッチンパネルを張って、水が飛び散ってもさっと拭けるようにしました。「手間をかけずにキレイに保てるようにしたい」っていうところは結構拘ったポイントです。
将来的に自宅でピアノ教室を開きたいと思っているので、手洗いも“可愛いデザイン”より“実用性重視”で、飛び散りにくいようにスロップシンクを手洗いとして使うようにしました。そのまわりのキッチンパネルも少し大きめに張ってもらって、掃除がしやすいようにしています。
あとサンルームの窓も拘りました。上は開くけど下はすりガラスになっていて、これも最初出来ないって言われたんですけど「この組み合わせなら出来ますよ」と提案してもらって。
サンルームとリビングの間の扉も最初はすごく高かったんですけど、「同じような効果で、もう少しコストを抑えられるものはないかな」と一緒に探してもらって、この三枚扉にたどり着きました。三枚のタイプって珍しいんですけど、お願いしたらすごくきれいに仕上げてくれて、これも気に入っています。

――明るくなりますし、こうやって人が来た時とかにサンルームとリビングが仕切れるのいいですよね。

“知らなかった会社”から、“信頼できる会社”へ

――恐らく家を建てるまで、ヴァルテックスという会社のことはあまりご存じなかったと思うんです。よく知らない会社で家を建てるのは不安もあったと思いますが、建てる前と建てた後で、ヴァルテックスに対する印象は変わりましたか?

奥:私いっぱい調べたって言ったじゃないですか。
ヴァルテックスさんにお願いする前は、やっぱり「聞いたことのない会社だし大丈夫かな」って正直ちょっと不安もありました。でも調べていったら、ちゃんといいものを使って下さってる事も分かってきたので、自分で調べて分かってからは心配なく出来たかなって思います。
建ってみたら想像していたのより更に良かったなって思う空間が結構いっぱいありました。素人なので「ここが心配」とか「ここがちょっとな」って伝えると、ちゃんと対応して下さって。本当に感謝しております。

注文住宅を諦めさせない

家は「完成したら終わり」ではなく、「暮らしながら育っていくもの」。
H様のお話からは、理想と現実を上手に行き来しながら“自分たちにとってのちょうど良い形”を丁寧に選んでいく姿勢が伝わってきました。

「100点を求めすぎなくていい。でも妥協しないところはちゃんと向き合う。」

その言葉には、家づくりを楽しみながら納得のいく住まいを手に入れたお二人ならではの重みがあります。

H様、この度は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。
これからも末永く、このお家で心地よい時間を重ねていただけますと幸いです。


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