INTERVIEW

お客様インタビュー

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ほとんどワガママ聞いてもらってますから(笑)

中野区 H様邸

2025.12.26

こんにちは、広報の赤星です。

今回ご紹介するのは、設計を他社設計事務所、施工をヴァルテックスが担当した住まいです。
フルオーダーに近い形で計画されたこのお住まいは、ガレージをはじめ、
設備・素材・ディテールに至るまで、お施主様の強いこだわりが随所に反映されています。

「ここまでできるのか」と思わず声が出てしまうほどの自由度と密度の高い家づくりが、どのようなプロセスで形になったのか、お話を伺いました。

ご主人(以下、主)
奥様(以下、奥)

不動産歴が長いからこそ、直感で感じた「任せられる」

――まずは、ヴァルテックスで注文住宅を建てる事になった経緯からお聞かせ頂きたいんですが、この土地は、元々お持ちだった土地なんですよね?

主:元々持っていた土地ですね。私の友人で建築関係詳しい人間がいたので、彼に色々相談した際に何社か紹介してもらいました。
主:最初は、友人が元々勤めていた会社で相談に乗って頂いたんですが、そこは建売がメインの会社で。枠組みから外れるような規格になると、対応が難しくなってしまうというか、十分な対応ができない部分がありました。注文でやってるとは言え、建売寄りなんですよ。

――良い悪いではなく、そういうスタイルでやっている会社さんもありますね。

主:ええ。なので打ち合わせしていても、結局は先方のパッケージ商品になっちゃうんです。そうなってしまうと、うちの要望とはそぐわない。外側のハードの部分は対応できたかもしれないけど、中の細かい設備関係が、会社指定のメーカーになってしまって。
主:ヴァルテックスさんは、知り合いの実兄の家の建築に携わって頂いた事が過去にあったという繋がりで、まずは色々ご相談に乗っていただいた、という経緯です。

――星野様の場合、大手ハウスメーカーという選択肢もあったのではと思うのですが、最終的にヴァルテックスを選ばれた理由はどんなところだったのでしょうか?

主:でも大手さんは融通が利かないっていうところが、やっぱり大きいんじゃないでしょうか。イメージ的に、ある程度パッケージになっちゃっているというか。

奥:一個一個をカスタマイズは出来ないですね。いらないって言っても、金額のパッケージに入ってて、「それじゃないのにしてください」って言っても、出来ないんです。

主:メーカーさんによって対応は違うところはあると思うんですけど。

――ヴァルテックスの自由度に惹かれて、うちで建築する事に決めたんですね。

主:対応に融通が効くっていう点と、それ以外にも色々、総合的な判断で。

奥:私は一番最初に相談行った時の、菅原さんと船本さんの印象で、「任せられる」ってなんとなく感じたんです。
奥:私もう不動産歴長いので、それこそ家なんか沢山見て来てる訳ですよ。だから「あ、大丈夫」ってなんかこう、ピピピッと(笑)

――人柄みたいなところも、決め手の一つになったんですね。

奥:結構ご無理言ってます…ごり押し、みたいな(笑)

主:打ち合わせの時間も含めて、大分割いて頂いたなと思ってます。

ガレージが主役。でも、それだけじゃ終わらなかった家づくり

――打ち合わせは、お二人一緒にだったんですか?

奥:ほとんどそうだよね?

主:打ち合わせはそうですね。いつも二人でやってました。

――じゃあそれぞれの拘りが入ったおうちなんですね

主:私のメインはガレージですから(笑)それ以外は、全て妻が選びました。

奥:だけど頭の中で描いた絵図を下ろしてきて説明すると「いやこれ違うんじゃない?」「なんでそれ?」って結構ダメ出しはありました(笑)壁紙なんか全部変わりましたからね(笑)

――そうなんですか!

奥:これ全部主人の選んだ壁紙ですね。私が出したら「却下!」って一言!(笑)

主:壁紙はそうねぇ……壁紙と床は、私が全部選びました。

奥:私が「これにした」って言ったら「は!?」みたいな(笑)

主:やっているうちに、最初のイメージとどんどん変わってくじゃないですか。予算的な物もどんどん伸びてっちゃって、終止符が付かない状況になりましたね(笑)
主:当初予定していた予算よりは大分もう、遥かに上にいっちゃったみたいな(笑)

――このおうちを見てびっくりしたのが、フローリングじゃない家ってあまり見たことがなくて。フロアタイルのお家はたまにありますけど、三階の居室部分みたいにカーペット仕上げになっているのは、正直あまり見たことがなかったんです。

主:あれはもう冬の事を想定してああしましたね。どうしてもフローリングとかフロアタイルだと寒いじゃないですか。結局カーペット敷いちゃうので、それ考えるのであれば最初からその形取った方がいいのかな、と。

奥:下にそのまま寝れますから、カーペット。

――なんかホテルみたいで、すごいなと思って(笑)

主:あとはマンションの方に長く住んでて、フローリングに飽きたっていうのもありますけどね。

――マンションはお近くなんですよね?

奥:ええ、もう100m位(笑)

――じゃあ、工事中の様子もよく見えていたんですね。

奥:そうなんです(笑)上からずっと工事している様子を見ていて。
奥:大工の野口さんに「え~!?どっから写真撮ってるんですか!?ちょっともう!」って言われたり(笑)

“好き”を真正面から叶えた、眺めるためのガレージハウス

――おうちを建てる際に拘ったポイントをいくつかお伺いしたいんですが、まずはガレージですよね。

主:そうですね。

奥:そもそもガレージハウスなんで、ここ(笑)

――SNSで外観の動画を上げた際にも本当に回ったんですよ!

主:それだけ関心度合が高い人が多いんでしょうね。

――あの大きさの車を二台横並びっていうガレージは、中々無いので…!

主:どうしても全体的な敷地の広さも必要だったりしますしね。

奥:一回、文化シャッターさんに見て頂いたんですけど、「これ二台入ってるの初めて見ました!」って言われました。
奥:高級車を何台も持っている方はいても、奥に縦列で並んでいるケースが多いらしくて、「横並びで二台入っているのはなかなかないですね。やっぱり圧巻です」って言ってました。

――そうなんですよ!社内でも、星野様からいただいた、ガレージに車が入っているお写真を見て、「これはすごい…!」と話題になっていました(笑)

――元々お車が好きで、二台並べるつもりで建てられたんですよね?

奥:本当は4台あるんですけど、ここだと頑張っても三台までしか停められなくて(笑)家建てたのに一台はお外にいるんです(笑)

――あー…それはすごいですね…!(唖然)

奥:でもガレージに車入ってるのと入ってないのじゃ全然違うよね。

主:そりゃそうでしょ。何も無かったら、しみじみ見ていく人半減すると思うよ。

奥:ガレージ開けて掃除してるだけで「パシャッ」って後ろから音がする時があって、「ん!?誰か今写真撮ってた!?」ってびっくりしちゃった。

――私達もインタビュー後に撮らせて頂きます(笑)
――ガレージの見える一階はオフィスになるかもって聞いていたんですが。

主:将来的にはそういう予定でいます。

――今は車を眺めながらリラックスするお部屋なんですね。

主:そうですね(笑)

――ここなら家の中からも見れますもんね。

主:そうなんですよね。それが楽しみなんです。

奥:その為に建てた家なので(笑)

シンプルから一転、理想が膨らんでいった住まいづくり

――ガレージの印象がとても強いお住まいですが、それ以外にも、一般的なお家ではあまり見かけない設備や、工夫がたくさん入っている印象があります。ガレージ以外の部分で、拘ったポイントについてもお聞かせいただけますか?

主:最初はもっとシンプルだったんですよ。でもカタログとか、モデルルームとか、住宅展示場だとか、色々見ている間にどんどん欲と理想が膨れ上がっていっちゃったんですね。

奥:住宅展示場は一緒に行ってたんですけど、ショールームには私がほぼほぼ行ってて。キッチンはどうしてもPanasonicを入れたかったんで「これにして!」って連れて行ったんです(笑)

――あのキッチンは、あれで高級車一台分ですから…中々見れないです(笑)

奥:みんな「アイランドいいよね」って言うし、アイランドも入れようと思えば入れられたんですけど、コの字のキッチンってもっと広くないと入れられないんですよ。

――あ~~~確かにっ!

奥:だから「絶対コ!」って(笑)コの字って中々入れられないので!

――きっとコの字の方が、使いやすいですもんね。

奥:アイランドだと何かをしている時に後ろ向かないといけないんで、小さいお子さんがいる家は勧められないんです。うちの子供はもう大きいんですけど、でも一々振り返りたくないので(笑)だから絶対コの方が便利です!

キッチンも、お風呂も、くつろぐための贅沢

――建ててみて気に入っている点を教えて下さい。

奥:もうキッチンでしょ。

主:キッチンも当然いいでしょうし、あとお風呂ですよね。

奥:娘もそうなんですけど、まぁ出てこない出てこない(笑)

――あのお風呂は奥様とご主人どちらが選ばれたんですか?

奥:タイプ選んだのは主人ですけど、「メーカーはTOTOで、この中から選んでね」っていう話をしました。
奥:水栓の金具とか、細かいところの見た目がメーカーごとに全然違うじゃないですか。そこをできるだけ揃えたかったんです。それで洗面を選ぶときに、TOTOが一番いいなって思って。

奥:「お風呂はやっぱりくつろぎたいから、おっきいのにしたい」って言って。1600×2400(1.5坪タイプ)で冬寒そうと思ってたんですけど、物凄く暖房効くんで心配なかったです(笑)
奥:1600×2400だと、形は丸いのか、この形か、普通に長方形のかって選べるんですけど、この形は中々ないじゃないですか。

――いや~、見た事ないですね!

奥:ですよね(笑)肩からお湯がぴゅっと出てくるやつにしたくて、あれにしました。

奥:面白かったのが、お風呂って普通手摺がついてるんですよ。でもこの形にしたらTOTOさんのショールームで手摺に手が届かなかったの(笑)だから手摺要らないって言って帰ってきました(笑)主人に伝えたら「なんで?」って言われたんですけど、娘は私より小さいので、三人中二人が届かないならいらないでしょ?って(笑)

――それにしても設備は本当にどれをとっても見た事がなくて…(笑)

奥:キッチンはどの業者さんが来られても「初めてみた…」って言って、絶対見て帰るかなぁ。不動産の仲間は相当来てるんですけど、必ずそこ見て帰ります。

――船本も言ってましたけど、あのレベルはショールームにもないレベルなので(笑)中々見れないですもんね。

奥:開けていいって言ってないのにみんな扉開けてくの(笑)別にいいけど「開けていい?」位言ったら?って(笑)

――水回りは結構奥様が決められたんですね。

奥:ほぼほぼそうですね。あまり主人が口出しした所はないかな。

――ガレージや床や壁のような大きい部分はご主人が決められて、細かい部分は奥様が決められて。いい感じに役割分担出来てたんですね!

奥:そうですよね。ただこんなに高いと思ってなかったみたいで、見積もり見た時「はー!?なんだこれー!」って(笑)
奥:譲りません、ってごり押ししました(笑)

引き渡しから入居まで。じっくり整えた住まい

――お引渡しの際に「住むかどうか分からない」と伺ってたんですが、「このレベルの設備を入れて住まない可能性があるの!?」ってびっくりしてたので、住まれてると聞いて安心しました(笑)

主:引き渡しは4月に受けたんですけど、結構長くかかって住み始めたのは8月過ぎとかですね。

奥:家具入れて、エアコンだとか全部セッティングをしてみて、どういう風になるかを計画立ててから引っ越そうねって事を話していたので。

主:引越しって言っても全部新しい物を買って、元の家の物は持ってきてないので。だから気分で寝泊まりを決められる(笑)

奥:娘が「起きたらうちに誰も居ないんだけど!?」って電話してきたり(笑)「今戻ります~」みたいな(笑)

――8月頃に引っ越されたって事は、夏を少し経験されたと思うんですけど、どうですか?

主:夏はやっぱり物凄く暑いですね(笑)マンションから一軒家の環境の違いもあるでしょうし、さすがにエアコン全開じゃないと。

――マンションは周りが他のお部屋に囲まれてるから、夏は涼しいし冬はあったかいって言いますもんね。

奥:でもうちは角部屋最上階なので、夏はサウナでした。

主:もっのすごく暑い。

――そう言った意味では、マンションから一軒家のギャップはそんなに無かったですか?

主:こっちの方がまだ涼しいんじゃない?

奥:まだ涼しい。

主:涼しいって言っても暑いけど、マンションの方が全然暑いですね。

奥:あったまり方半端じゃないですからね。

主:これが冬がどうなるか。逆にマンションの方があったかく感じるのかどうなのか。まだこれからなんでね。

外観と快適性を両立した、ガラス張りバルコニー

――このバルコニーを広めに取られたのは、何か用途やイメージがあったからですか?

主:窓に雨が当たらないっていうのと、個人的な嗜好としてバルコニーが好きなので、やっぱり開放感を。

――窓も大きいですし、開放感がありますもんね。

奥:奥行き広い方がいいよね。

――外から見た時のガラス張りのベランダも、オシャレで見栄えするんですよね。

主:元々色はついていたんですが少し透けていたので、後から裏面にハーフミラーガラスのフィルムを貼ったんですよ。

――なるほど!透けているとカーテン開けられなくなってしまいますもんね。

主:後は遮熱効果もあると思うんですよね。

奥:大分違うよね。足出してて暑くないもん。

主:菅原さんから、バルコニーを作らない人も大分増えてきたとか言うのを聞いて、それはびっくりしたんですけど。

――お若いご夫婦のおうちとかは「バルコニーでないから」とか、「乾太くん入れるからいいですー」とか、そういう事も多いですね。

主:煙草吸うので、やっぱりバルコニーで寛ぎたいんですよね。

――あ、お部屋の中じゃ吸わないんですね。

主:まぁ、今時ね。

奥:匂いがつくから嫌!

図面では分からなかった、暮らしのリアル

――実際に住み始めて「ここもうちょっとこうした方が良かったな」って所はありますか?

奥:電気の配線の位置ですね。

奥:テレビを壁掛けにしたかったんですけど、コンセントの位置と裏の板を入れてる位置が合わなくて、入れられなかったんですよ。

奥:私が図面に落として、設計士さんに「これでお願いします」って渡したから犯人は私なんですけど(笑)

――そういえば壁掛けテレビが入るって聞いてました!

奥:右か左に寄せれば入れられるんですけど、真ん中には入れられなくて!じゃあコンセントをやり直そうかってなったら、壁に穴を開けるんですか?って話になっちゃうんで諦めました。

奥:その時はそうなるって思わなかったので、「これでお願いします」って頼んだんですけど。「ちがーう!」って(笑)

主:やってみないと分からないもんね。

奥:テレビを置いた時に「あれ、なんでこんな高い位置につけたんだろう?」って思って、もう少し考えて置けばよかったって思いました。

――コンセントの位置はみなさん住んでみて「違った!」って言われますもんね。

主:コンセントの位置外すと家具のレイアウトも変わっちゃうもんね。

奥:そうそう

――建てる時に家具の配置も考えておく、って言いますけど、中々難しいじゃないですか!

主:難しいですね、色合いとかの問題もあるし。間取り優先で、間取りに家具を合わせていくから、決め切らないですよね。

ワガママは出し切った。その上での“ちょっとだけ”

奥:あとベランダのシンクは、なかなか希望のものが見つからなくて、菅原さんが一生懸命探してくださって、最終的にこれにしたんです。

奥:本当は最初、脇に物が置けるタイプのシンクをお願いしていたんですが、メーカーさんから「イタリアからの輸入になるので、いつ取り寄せられるか分からない」と言われてしまって。菅原さんから「さすがに別のものにしません?」って言われました(笑)

奥:でもやっぱり物が置ける所は欲しいかなぁ。

――それこそ今、縁に引っ掛けてる雑巾とか置きたいですもんね。

奥:そう!嫌なのよね。

奥:もっとちゃんと探してみれば良かったなぁ…でもそこ位かな。あとは無いです。

――あ、大分少なくて安心しました…!

奥:だって菅原さんにほとんどワガママ聞いてもらってますから(笑)「うーん」ってなってる所をごり押しして(笑)

――ご主人はコンセント以外で、何か不満とかありますか?

主:ほぼほぼ満足してますよ。ストレスレスかな。

奥:ね、ないよね。全部自分達で選んでるからじゃない?多分。

主:ほぼほぼ思い通りにはなってる。コンセント以外はね。まぁ私はあまり気にしていないんだけど。

ここまでやるなら、ここまで揃えたい

主:でも結局、施工する人もこんな設備、扱った事がないと思うんですよ。だからお互いね、試行錯誤というか。この現場に関しては、手探りの部分がやっぱり多かったと思うんですよね。

奥:この建具、菅原さんも「これ初めて入れたんですけど」って言ってました(笑)

主:菅原さんもそうでしょうし、大工さんも「こんな枠の依頼は初めてされた」とか。建具はほとんどYKKで占めてるんです。

奥:私、自分で家建てる時は絶対YKKって決めてたので。サッシもそうなんですけど、この網戸。ここから見ると、網戸が閉まってるのか閉まってないのか分からない位なんですよ。

主:開けてみましょうか?

――え!!??ここからだと全く分かんないですね。

奥:これが私はめちゃくちゃ気に入ってるの。これで網戸あるんですよ、凄くないですか?

――近付いていいですか?……あ、細かい。細かいから分からないんですね。すごい!

奥:だから私も、自分で分かってるのに突っ込んで行っちゃったり(笑)

――開いているようにしか見えないですもんね!

奥:このおうちは全てこの網戸を入れてます。細かい分、虫も通りにくいし。これはYKKしかないので、これは譲れないからねって話をずっと主人にしてて(笑)最初は主人も差が分かってなかったんですけど、見せたら「すごいね、これ」って。

奥:だから全部サッシをYKKにしてます。

主:建具もYKKじゃない?

奥:そう。メーカー違っちゃうと若干色違ったりするので、それが嫌で(笑)

主:建具もやってるのは知らなかったけどね。実際にショールームに見に行って「あぁ、いいね」なんて。

奥:これでもね、一番いいのからワンランク落としてるの。

主:それいれると何か違うの?

奥:もうちょっと遮断の音とか、寒さとか、あと結露が絶対つかないとか。全然違うんだけど、そこまではなぁ…と思って。

――さっき窓あけた時に思ったんですけど、このサッシの時点で遮音効果凄いですもんね。

奥:すごいでしょう?だからもう一個上は、これよりすごいんですよ。

奥:ただ、そんなにうるさい所に住んでいる訳でもないし、必要ないなと思ってこれにしました。

奥:自慢の窓です(笑)こんなの他社では普通、入れられないです(笑)

ほぼフルオーダー。その分、打ち合わせも本気でした

主:一つの仕様が決まると、その中で色合いやサイズを変えるくらいはできても、「他のメーカーを使いたいんだけど」って言うと、相談に乗ってもらえるのは一つ二つまで、って感じなんですよね。

主:今回うちは、ほぼフルオーダーみたいな状況だったので。

主:大分真摯にご対応頂いて、質疑内容からメールのやり取りとか、とんでもない数になったと思います。こちらから送ったメールでも、物凄い数をセレクトしていましたし。

奥:やり取りを全てプリントしたファイルが60冊分位だったから、菅原さんはたまったもんじゃなかったと思う(笑)

――だからきっと菅原は「絶対に星野様邸は行った方がいいよ」って何度も言ってたんですね。

主:なるほど(笑)それはいつの段階で?

――結構早めの段階でした。完成前からずーっと言われてて、「でも私建ってからじゃないと行けないので~」って(笑)でもずーっと「あそこはヤバいよ」って(笑)

奥:そういえば階段のメーカーさんは菅原さんが見つけてきて下さって。

――階段も凄いですよね!

奥:あれ初めて使ったメーカーさんって言ってました。

主:あ、そうなの?

奥:そうなの。だけど昔から有名なメーカーさんだし、絶対大丈夫ですからって。ショールームも菅原さんが連れてってくれて、選んできたの。

奥:二人で「うん!いいねいいね!」って盛り上がって帰ってきた(笑)

――菅原は建築が好きですし、中々普通の家では入れられない設備を入れたりして、きっと楽しかったんだと思います。

住み始めてからも、関係が続く家づくり

――最後に、建てる前と建てた後で、弊社に対して何か印象が変わった点はありますか?

奥:私がお願いした事って、本当にもの凄くて!計り知れないような数を、ごり押ししてるのは百も承知だったんです。菅原さんだって他の現場もあるので、抜けとか漏れはお互いにある訳で。

奥:でもその後の対処でちゃんと動いて下さるから。フォローをして、やりっぱなしに絶対なさらない。だから私としてはそこが物凄く良かったと思ってます。

奥:未だに「ちょっと調整してもらっていいですか?」って連絡するんですけど、佐野さん(アフターメンテナンス担当)すごいよね。大概のもの直して帰るもんね(笑)

奥:丁度昨日来てて、「なんでも直すね!?」って言ってたんだけど(笑)マメですよね。

――無償対応については内容や年数による部分もありますが、弊社では10年以上前に建てていただいたお施主様からのご相談にも対応しています。今後も何かございましたら、いつでもご連絡ください。

――本日はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

注文住宅を諦めさせない

フルオーダーに近い家づくりの中で生まれた数えきれない選択と試行錯誤。
その一つひとつを「できるかどうか」で終わらせず、どうすれば実現できるかを一緒に考えていく——
星野様邸は、そんな家づくりの積み重ねから生まれた住まいです。

建てて終わりではなく、住んでからも続いていく関係性。
これから先の暮らしの中でも、何かあれば気軽に相談できる存在でありたい。
そんな想いを、改めて感じさせていただくインタビューとなりました。

この度は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。

 


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